元夫とは10学年違い、正社員共働きで年収は50万円くらいしか違わなかったけど、残業の多い人だったので家事は2:8くらいだった
「やさしい」「誠実」が服着たような人で好きで好きで結婚した
金銭的余裕もあったししばらくは世界一幸せって顔で生活してた
元夫が40になるまでに子どもがほしかったけど、なかなかできなかった
夫婦合意の元、不妊治療に通うことにした
上司に訳を話して頭を下げて、週に一回半休もらって病院に行った
嫌いな採血も生理中の子宮を40代くらいの男のお医者様に見られることも平気だった
だって大好きな夫の子どもがほしかったから
でも元夫の他人事っぷりには我慢できなかった
いまこういう検査をしている、こういう検査結果が出たから、こういう理由があるかもしれない
そう話しても次の日には忘れてしまう
生理が来てしくしく泣く私を慰めるけれど、自分は決して不妊について勉強したりしない
「あなたも自分のことだと思って」「通勤中の5分でいいから調べてみて」と言うと
「そうだよね、ごめんね、俺もやるね」と本当に反省している顔で謝ってくる
でも決して実行には移さない
これが半年続いた
興味がわかないかも知れない、気持ち悪いとか怖いとか思うのかもしれない、それならそうと言ってほしい
あなたがやると言ったのにやらない、が続けば私は裏切られたようで悲しいとも伝えた
でも最後まで元夫が勉強することはなかった
風邪気味だったけれど元夫が義両親とそれぞれの甥姪を連れていきたいというので
私>>>>>>元夫で懐いている子ども二人と電車になれない大人二人を連れて行くのは大変だったがそれは我慢できた
観戦中に小雨が降ってきた。とても寒かった
急に「私はなにをしているんだろう」と悲しくて仕方がなくなった
仕事中も膝掛けをして湯たんぽを抱えて下半身を冷やさないように心がけていることはこの人も知っているはずなのに
どうして雨の中野球観戦なんてしてるんだろう?どうして飽きた甥姪を歩きまわらせているんだろう?
帰りの電車で夫はいびきをかいて寝ていた
私は膝上の姪の重みで腕をいためていた
「子どものこともあるし、お腹を冷やしたくなかったんだけど」というと
「お腹を冷やしちゃいけないなんて知らなかった」と元夫は言った
この人には何も届いてなかったんだなと悟った
「あなたが高血圧で倒れたことがある人だったから、私は体に良い食事を調べて運動させて数値を全て正常にしたよね
あなたにもそういう気持ちを持ってほしかった」と話すと顔を真っ青にしてたけど、もう遅かった
その後も「仕事で疲れていて勉強する気になれなかった」とか「専業主婦にしてあげれば良かった」とか寝言を言っていたから
最後まで理解することはなかっただろう
最終的には元夫のタネが少ないってことが判明したけど、やっぱり「不妊治療」でググることすらしなかったし
今になって分かるのは、元夫は「やさしい人」ではなく「自分が悪者になるのが嫌な人」だったということ
本当に優しければ、実母にネグレクトされて育って平和な家族を欲しがった私の必死のお願いを無下にすることはないよね
本当は面倒で不妊治療についての勉強などしたくないけれど、それは悪者全開なので、その場で誤魔化して過ごしていたんだろうな
来年に再婚することが決まったので、もう縁がなかった人のことは思い出さないことにする!
長いから読んでないけど再婚おめでとう
おめでとう
妻だけ散々不妊治療して結局夫の種が少なかったって、
今まで無駄な治療して身体に負担掛けて費用も無駄に払ってって、
専門医がそんなことするのかな
シーッ! d( ゚ε゚;)
真っ先にそこだよね
読みやすかったよ
幸せになってね
ただ聞いて欲しいの!ハイ聞きましょう553
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/live/1560655367/