ところが元夫に熱烈に結婚前提の交際を求められたんです
「子どもが産める体ではないのでお断りします」と言ったんだけど
それでもいいからと言われ口説かれ三年目くらいに絆されて結婚した
しかしそれから十五年くらい経ったら元夫はやっぱり子どもが欲しくなったみたい
「君には悪いと思うけど再婚して子ども作りたいから離婚して」と申し出られた
私もこんな日が来るかもとはなんとなく覚悟していたので大人しく離婚届の欄を埋めて
十五年はなんだったのかと思うほど呆気なく結婚生活は終わった
それから五年後に元夫と共通の友人の葬儀で再会して愚痴られた
てっきりもう再婚して子どもがいるかと思いきやまだ独身らしい
婚活をしてもなかなかうまく行かずやっと結婚できた二番目の奥さんとも子どもができなかったそう
奥さんも40過ぎてるというから問題はどちらにもあるんだろうね
そこから先の神経のわからない発言
医者に行ったらもっと早く来れば可能性があったかもと言われた
俺が君にプロポーズした時君が最後まではねつけてくれれば
俺は別の女性と結婚して今頃どこにでもいる父親になれていたかもしれない
君が断ってくれなかったから……なんで俺と結婚したんだ
一瞬ぽかんとなったけどそこまで私のせいにしないでよと苦笑するしかなかったわ
私は強制した覚えもないんだけど
自分の選択の責任を私になすり付けられればすっきりするの?
それであなたに子どもができて人生は万事うまくいくの?
うまく行くんだとしても私は"ごめんなさい。私が悪かったわ”なんて言わない
さすがにそこまで馬鹿じゃないよ
というかあなたそんなに馬鹿だったの?
元夫もわかってはいるんだろうね
私の言葉を聞いて俯くばかりだった
思うだけならともかくもう死んでもおかしくない年になって
赤の他人となった元妻にみっともなく愚痴るとかわけわかりませんでした
結婚して15年も経ってからかー
二十歳で結婚ならいざ知らず、普通はその年で簡単に子どもできると考える方がおかしくて
それでも可能性に賭けたいと相手が考えてると思ったからあなたも離婚にも応じただろうにさ
しかもそれを友人の葬儀で言われたら、そりゃ神経わからんよね
友人はバツイチ、原因不明で子どもができなくて1度目のお嫁さんとは円満に離婚したっぽい
その後婚活に励んで結婚したのだけど、離婚しただいぶ後だったためにその時は既に40を超えていた
その人がどうしても子ども欲しいと言うらしい
子どもを希望するのは悪いことじゃないし、条件は厳しいけど、十分な経済力があれば治療とかもできるとは思う
でもその友人はそんなお給料良くないし、しかも趣味であり金をほぼ使うから貯金もそんなに無いらしい
それでも嫁が若い(20代)からすぐできると豪語しているそう
旦那含む複数が、いやお前は若くないし金もない
お金を貯めた上で、どうしても欲しいなら、もう一度嫁さんと検査に行けと嗜めるけど
だいぶ若いお嫁さんもらってハイになってるのか聞く耳を全く持たなかったそう
友人嫁が検査を進める→男性不妊→友人が嫁に八つ当たり→離婚間近→旦那含む友人に愚痴と八つ当たり、という
ベタ過ぎるくらいにダメ男が陥るルートを辿っていった
お嫁さんは子どもに拘ってはいなかったらしいのだけど、検査諸々での友人の発言で愛情が冷めたらしい
旦那達も失望してる、というかすごく凹んでる
色々これまで楽しく時には励ましあいながら友人やってきたけど
今まであいつの何を見てきたんだろうって、友人を諫めることも結果的にできなかったって
私としては旦那達は悪くないし言うべきことを言ってる、やっぱり旦那友人の神経が分からない