小さい頃は曽祖父母もいて四世代同居してたし
子供の頃から手伝いレベルだけど年寄りの世話もしてきた
対して旦那は都会のマンション育ちの一人っ子
義両親はどちらも地方出身だけど就職してからずっと東京暮らしで
実家に帰るのは数年に一度レベル
当然、田舎の親の世話をしたこともなければ親戚付き合いも薄い
「あなたは考えの古いお家で育ってるみたいだけど
我が家は子供が結婚すれば別の世帯だとちゃんとわかっている。
嫁だからどうしろなんて時代錯誤な考え方はしない。
老後も子供には一切世話になる気はないから安心して」と言われた
本人たちのドヤった表情から察するに、自分達は進歩的な考えの持ち主で
息子夫婦から喜ばれると予想してたんだと思う
でも、小さい頃から高齢者や痴呆を見てきた私からすれば
何も知らない人の能天気なお花畑な発言でしかなかった
よく聞いたら当時50代後半の義両親はこれといった病気をしたことなくて
義母も人生で入院したのはお産だけ
高齢者の体や頭が衰えることも入院すれば家族が色々しなきゃいけないことも
経験がないから想像出来ないのは仕方ないけど
会う度に「息子夫婦に一切面倒はかけない」というのは地味にイラッとした
旦那には「ご両親は老人の生態を知らないから大口叩くけど
実際高齢になったら私たち夫婦で面倒見なきゃいけないんだよ」と何度も話したけど
「うちの親が痴呆になるって決めつけるな!」と怒るから何も言わなくなった
ところが最近、70代中盤になった義母が倒れて入院して一気に呆けた
運よく入院した病院の系列施設にスムーズに入所できたけど
義母の入院を機に義父が息子夫婦を頼るようになってきたら
旦那が「あれだけ一切面倒かけないって言ってたのに」と
親の心変わりにショックを受けてる
これまで義両親は老いや病を身近で見たことがなくて
何も知らないからあんな呑気な発言が出来ただけ
心変わりしたんじゃなくて実際に年をとってやっと現実を知っただけだよ
これからどんどん衰えていくんだから私たち夫婦が支えていくしかないよ、と
何度も説明したけど、義父が何か頼むと露骨に嫌がって文句を言う
まあ義父も、なんでも素直に頼めばいいのに
話を遠回りに持ち出してこちらから「手伝いましょうか」と言わせようとする
高齢者にありがちな面倒臭さを見せるようになったから
年寄りという生き物を知らない旦那が腹立てるのは仕方ない面もある
でも「子供に迷惑かけない」なんて若い頃の無責任な発言を嵩に
親は昔こう言ってたのに約束破った…!と恨むのは間違ってる
人生誰だって予想通りに行くわけないし、予想外のことが起こっても
受け止めて流していくしかないのに
全く現実を見ようとしない旦那に最近はイラっとする
何年もの介護を経てきてる者だが、大変だろうとお察しする
現実へは対応するしかないのであり、旦那の意識を改革するのが必要かなと思う
無理はしないでな
周りが勝手にあれこれ言おうと自分達に可能なことをしたらよいからね
以前の職場で「老後は子供の世話になる気はない
衰えたら家を処分して施設に入る」と言ってたパートさんが
その人より若いけど介護経験の長い他のパートさんから
「年寄りの面倒見たことない人って現実知らないからよくそれ言うよね
施設に入っても家族はなにかあれば呼び出されるのにそういうことなんにも知らないでしょ」と返されて沈黙してたの思い出す
これから介護される親本人が経験も知識もゼロなのに
子供だけ都合よく老いに理解があって優しく介護してくれるわけもないよな
今の時代、祖父母とも遠方で暮らしてたり親戚と疎遠で
介護というのが身近に感じないままのんびりしてると
>>392旦那のように妻に指摘されても中々実感できないんだろうな
わたしも親が若い方で、下手したら私が>>392の旦那みたいになりかねないし
子どもが一人息子だから色々と考えてしまう
旦那が介護で結婚が遅くなった人で多少は危機感あるから、色々と話は夫婦でしてるけど
それで充分かどうかは分からないから不安