友人に結婚相手を紹介された。なんと2年前に私が婚活で1回だけデートしたセコケチ男だった

別に奢って貰おうと思ってたわけじゃない。自分の分は自分で払おうとした。
だけどレジ前でああいうふうに言われたら、ゴチャゴチャするのはみっともないと思ったから。
友人に紹介されたときは、私の方はその後なんだかんだで自分で見つけた相手と入籍したばかり。
友人は私と彼の様子から何か察したらしく、その日の夜に電話で
「彼のこと知ってるの？」って聞いてきた。
「知ってるっつーか、以前婚活サイトで紹介されて一回だけ会った」って答えたら
「で、どう感じたの？」って聞かれたんだけど、
纏まったばかりでマイナスな思い出を話していいのかどうか迷って
「まぁ･･･私とは合わなかっただけだけど」って濁したら
実は今も迷ってるから、知ってることあったら教えてほしいって。

もう結納を済ませたって聞いてたけど、なのにまだ迷ってるって言われて驚いた。
それで、やっぱり友人の一生を左右することだし
話したうえで判断してもらう方がいいんじゃないかと思って
最初で最後のデートの支払い時の件を話した。
そして、「小さな出来事だけど、私にはこの一件でこの人とは合わないって確信した」って話した。
「わかった。教えてくれてありがとう」って言われて、その後裕二は破談にした。
私と同じような小さなことだけど、何か引っかかるような物言いをすることに
嫌な感じはあったらしい。

だけど年齢も年齢だし、結婚を焦る気持ちがあって蓋をしていた。
私に紹介された時は蓋がふわふわ浮いてきてる状態だったらしい。
私子に紹介して良かった。話してもらって良かったって言われた。
結納を交わしての破談だったから、結構な修羅場だったみたいだけど
あれから数年、先日入籍しましたってメール貰って、ホッとするやら嬉しいやら。
「この人なら！って思える男性です！」って書いてあって涙でそうだったよ。