昔勤めていた会社からクビにされて、「訴えてみればw」と言われ訴えた話になります。
長文なので読むのがだるかったら申し訳ないです。
私の背景としては、過去にイジメを受けていました。
ちょっとした事があり注意したところ、成金スネオモドキから生意気~みたいな理由だった。
私は元々が毒親育ちだったのも重なりまして、嫌がらせに対して大層鈍いです。
ここまでが前提となります。
ちょっとした事情がある為、社長の手前もあるのだろうけど、現場の社員は平から部長まで全て
お局のことをベタベタに甘やかしているし腫れもののように扱ってた。
そして彼らは私の机には害虫駆除用の薬を散布するとか、その薬のノズルを散布終えると
私の顔ににやにやしながら向けてくるとか、なんだかんだと嫌がらせをされていた。
勤め初日の事務所に足を踏み入れた瞬間からイビリ開始だったので特に理由はない様子。
この会社の全員が全員そんな感じであったため、そのうち慣れた。
それら色々と判明した理由は、隣の事務所の人だった。
「お局さんが嫌がらせして皆辞めさせてしまうの」と。
それこそ勤め開始日に辞めるほど、きついイジメやいびりをするお局なんだと言う。
そこで私は「ああ、確かにひどいことされる」と、結果的に今までのことを暴露した。
毒親育ちだし、イジメも散々されてきたから「これくらいあるある」くらいにしか思ってなかったけれど、
人さまからしたら壮絶だったらしく、隣の事務所の人たちの顔色が変わった。
実は隣の事務所は、親会社が同じ会社なので、そのあたりの事情で後々になって
「社長とお局は愛人関係」とか情報をリークされるようになった。
辞めさせたくないという、クソみたいな事情を抱えていた。
妊婦だったのだ。
引継ぎをしたいからと数か月で10人以上雇って、その全てを辞めさせていた戦歴があった。
そして心底鈍い私がきて、1か月以上ようやくいびりに耐える人材がやってきたってことだった。
自分に必要だけどお局はどうしても若い女が嫌いで辞めさせたいようだった。
だったら若い男を雇えばいいやんって思うけど、社長がお局のために、
なぜか若い女ばかりを雇い、いびらせる。
これがマッチポンプってやつか?
そしてお局の産休があけたところでも、ちょこちょこと赤子のために休むので、
お局はどうしても私の手が必要だった様子。
けれど虫が騒ぐらしく、いびりはやめない、けど追い詰めたいジレンマ、みたいな感じだった。
そんな中、とうとう決定的な事件が起きた。
ある日私は体調を崩して発熱があったので、病院へ。
出社停止と宣告された、そのため数日休むといったら、クビとのこと。
病院から出社停止措置を食らったのでと、それを再度伝えるが、ゲラゲラ笑うばかり。
そして欠勤は良くないよ~と言って最後に「訴えればw」と嘲笑うので分かりましたと回答した。
たぶん私の許容範囲をここでようやく超えたんだと思う。
有給も今までろくに使わない、私は愛車が全損するような事故にあって体調崩していた時も
「関係ない、会社に来い」とかいうクズっぷりを発揮してくれていたけれど、
医者に死ぬぞと怒鳴り散らされようが、当時は色々と麻痺していたのか会社へ通い続けた。
けれど「訴えればw」と言うので、なんかそこで「宜しいならば戦争だ」と戦うことにした。
むしろ今まで友人からも戦おうと散々言われていたので、遅いくらいだった。
けれど、ちょうど良い機会でもあった。
たっぷりと証拠が山積みだったし、全く私が悪くないという状況が作れたのでさくさくやることに。
結果的に数か月後、私は弁護士先生のお蔭で完勝した。
裁判所でどす黒い顔で、青筋たてまくり、まさに鬼のような顔をしていたクズ社長は、
どうやら嘘をついて親会社から弁護士を引っ張ってきたらしい。
私が全く仕事をしないし、問題行動を起こしたとか、お局クソババア様に迷惑をかけたとか何とか。
裁判官が内容を読んで「会社側の内容は別に法に触れない」と私のしたらしい事を判断したけれど、
私の方は「会社からされたことは全て法に触れるし、キチの如く会社全てで脅迫やら~」とか
とんでもない内容のオンパレードだったものだから、裁判官が
「こんな真面目そうな子になんてことを(意訳)」的なことを既に先生にも何度も言っていたらしく
最終日だけ裁判に参加したけれど、裁判官が完全に私怨でクズ社長をぼこっていた。
正論は暴力として使えるのだなとこの時感じた。
私の見た目は正義感の塊で、潔癖、汚らわしい事は一切しない!な見た目に見えるらしく
弁護士先生はそのお蔭で相当やりやすかったとにやっと笑って言っていた。
お蔭で親会社の弁護士は途中から「は?え?はあ???」って感じで大混乱。
私についてくれた弁護士先生が裁判の終盤になると、ふっと笑って
小さい声で「勝ったな」って言った時、痺れたわ。
その後は畳みかける様にしていき、最後、鮮やかすぎる勝利だった。
裁判が終了した後、クズ社長がどすどす足を踏み鳴らして
「本当に訴えるなんて、き、さま!」とか声が出てこない様子だった。
「訴えろって言ったから訴えたんでしょう?」と言ったところで、
先生がすっと出てきて一瞥したところでクズ発狂。
一々うちの先生が格好良すぎる件について。
クズ社長が帰る後ろ姿を眺めていると、親会社の弁護士が負け惜しみもあったのかな?
「彼は全国でもかなり有名な弁護士さんなんですよ。
どこで見つけていらしたんです?それとも元から知り合いでしたか?」と、
私の先生にお辞儀をして帰っていった。めっちゃ窶れてた。
そんなことは知らなかったけれど、勝たせて貰えてとても嬉しかった。
社員を雇おうにもとんでもないことをしまくって辞めさせまくり、
とうとう噂になりまくって会社そのものが相当まずいことになっているらしい。
どうやらハロワに求人を出させて貰えないレベルになったようで、
知り合いに声をかけてもお局に潰されるらしかった。
とんだモンスターに成長しちまったな。まあ前からだけど。
親会社含めてちょっとした騒動もあったらしく、まともな人員はほぼほぼ逃げたみたいだった。
これは関係あるようでない野郎の話なのだけれど、お局クソババアさんと仲良しの人事のデブクズは、
派遣とか社員とか雇った端から上長命令で呼び出しからの監禁強制行為をしていた。
更にその強制行為を撮影していて脅して金まで巻き上げているものだから首吊りまで出ていた。
だから既に逃げようと考えてる社員は多かったんだけど、そんなことをクズどもが知ってるはずもなく…
っつかあの人事のデブはクビになっても復活したというのだから、
親会社含めてのクズっぷりがうかがえるというものです。
退職金としては多かったのか少なかったのか分からないけれど、
結果として300万をぶんどってくれた弁護士先生に感謝です。
そんな私の数年間の密度の高い時期の話でした。
ようやく自分の中でお局の顔をあまり思いださずに済む様になったので厄落としです。