その祖母は数年前に死んだ
血の繋がっている方の祖母は生きていた
その祖母は身寄りがなかったらしい
ある日、どこから聞きつけたのか、とある病院から連絡があった
その祖母が手術をするから同意書にサインをしてほしいと
色々あって、祖母に会い、病院にも行き手術の同意書にサインをした
手術は成功したが、医者から祖母は認知症だと思うと告げられた
祖母は重度の認知症だった、詐欺に会い3000万以上の被害にあっていた
家はゴミ屋敷だった、1Kのアパートはテレビで見るゴミ屋敷そのものだった
500万ほど取り返してやった。
医者に一人で暮らせないから介護してあげなさいと言われた
特養にすぐに入れるくらいの重度の認知と障害だったので空きが出るまで同居した
ついでにゴミ屋敷もきれいにした
トイレ・風呂・食事、家族総出で24時間、介護の日々だった
ちなみに母も父も障害者で障害者が障害者の介護をするという悲惨な状況だった
家に戻るとダダをこねた時があった
その次の日朝起きると祖母がいなくなっていた
捜索願をだし、家から5時間以上かかる電車の駅に居て保護された
徘徊・脱走に困っていると、かかっている病院から違う病院を紹介された
その病院にいくと、祖母はその日のうちに入院させられた
言葉も受け答えがほとんどできず、朦朧としていた
歩くのもやっとだった
病院では徘徊を防ぐために、薬漬けにしベッドで寝かせているだけたったらしい
医者は
・他に診てもらう施設がなくて困ってうちにきたクセして、うちの方針に口出しするな
・いやなら退院したらどうだ?どうせ自分達で介護もできないくせに
など言われた
3カ月が過ぎ、あまりにも身体が弱くなって一人で歩けなくない状態を可哀想に思い、退院させることにした
なんとか家で介護する事にした
医者には
・やっぱり弱い薬を使ってみたり、色々するから様子を見ましょう
・退院してどこの施設に行くつもり?診断書なんて書けないよ
今度は退院させない、うんぬんと脅してきた
色々あったが退院した
退院してすぐにケアマネだったかソーシャルワーカーだったか
から特養の空きが出て入れると連絡がきた
その次の日
食事中にご飯を喉に詰まらせ祖母は死んだ
何が悪かったのか、どうすればよかったのか
今でもわからない
今まで縁もゆかりもなかった老婦人の面倒を
血のつなっがてる祖母というだけで
最期まで看取ったなんて、誰にでも出来ることじゃない
何も悪くなかった。あなたも家族も精一杯やった。
病院で薬を使われたのもモノは考えよう。
徘徊して転倒、とかベッドの柵に首が挟まって、とかある。
年をとるってそういうコト。しょうがないよ。
そこまでしてあげたら十分だよ。
辛い病院から出してくれて、最後まで家族として接してくれたことは
よかったと思うよ。
普通はできない。
転倒して怪我したら病院の責任
感染症で死んでも病人の責任
ご飯のどに詰らせても病院の責任
暴れるの抑えて体に傷入ったら病院の責任
夜、寝なくて手がかかる患者に注意取られて、他の大多数の観察不十分でなんかあったら病院の責任
自分たちは何の責任もなく言いたい放題な家族への説明で、気分を害す表現があったら病院の責任
対応で家族の気分を害す事があったら病院の責任
とにかく全部病院の責任